『希望について』制作裏話

こんにちは!あいはらなつのです。
皐月祭でGCCブースにお立ち寄りくださいまして、誠にありがとうございます!
今回は感想もいただけて、本当に嬉しかったです。
反省点や、これからの方針などを考えながら読ませていただきました。
わざわざ時間を割いていただいたことに感謝して、精進します。
本当にありがとうございました!
身近な知り合いからの感想としていくつか。
「どこでバッドエンドにするのかヒヤヒヤした」「どっかで落とすと思った」「ハッピーエンドでほっとした」
・w・ バッドエンド王国の使者じゃないよ、私。

さて、予告しておいた『希望について』制作裏話です。
昨年の翔愛祭で『ふたりの希望』を発表した後、「これは続きがないの?」「恋愛モノかと思ってた」とチラホラと小耳に挟んでまして。

「続き」と言ってもこの後どうなるんだろうと考えて、どういう展開にしたとしても既存の作品の真似しかできなさそうで困りました。
あえてそこを分岐という形で書いても良かったかも知れませんね。目指すのは分岐有りのお話ですし。
GCCはゲーム制作サークルなので「スライドショー」って紹介するの正直、複雑なんですよ。=w=;
実は姉は死んでなかったよっていうルートもありました。あのタナカがほっとくだろうかと……ね。
でも主人公にとっては酷な展開でひと波乱ありましたね。
『希望について』では姉の生存をにおわせる会話シーンがあったのですが、前作見てない人が先に見た時混乱するかもと思い削除しました。

「恋愛モノ」というのは、仮タイトルのまま出してしまったことが原因かも知れませんね。
これ、企画当初は「禁断の恋愛ファンタジー」だったから恋愛絡めてるっぽい仮タイトルにしてました。
もう一人の自分と恋に落ちて命からがら研究所を抜けだすという展開がありました。(バッドエンド有り。)
こっちの展開の方がゲーム向けでしたね。惜しいことをしました。
正式タイトルに差し替える際、なんも思いつかなくてそのまま出しました。
恋愛期待して怖い思いしたって感想くれた人、ごめんね。
当時の副部長が用意してくれた立ち絵がいい感じですよね。あんなお姉さんいたらメソメソするわ……。構って欲しいもん。
綺麗なお姉さんは大好きです。( ・`ω・´)b

皐月祭に向けて、新しいお話を書こうと思ったのが3月頃。
初めから前作の続きを書こうと思ってたわけじゃなくて、別のお話でした。
作家志望の男に恋人が居て、彼女と揉めて去っていく…みたいな。
あれ?って思いました?『希望について』の中身そのものなんですよ。
のぞみの原型も既に居て、主人公の弟でした。失意の主人公を立ち直らせる。
それが何故、前作の続編になったかというと『ふたりの希望』のタイトル画面がきっかけ。
あれは、あいはらが用意したものじゃなくて部長に作ってもらいました。
あの頃は文章書くのに手一杯だし、こういうのも初めてだったんで、タイトル画面もスタッフロールにのこともすっかり忘れてまして。
一番最初に発表したときはタイトルもスタッフロールも作者名も無いという状況でしたよ。2日くらいそのままの状態で公開してました。
それで部長が用意してくれたのがあのタイトル画面(空から光がさしていて細い文字で『ふたりの希望』となっている。)です。
当時は「え、作品と合ってんの?これ」って不安になったものですが、じゃあ作れと言われても余裕無いんで黙ってました。・w・
これ初めて書くな……。部長、ちゃんと感謝してるんだよ。
この画面を改めて見て「女の子ぽいな」と。それで作ってたお話が脳内で組み替えられていって。
なんか気づいたらあの話になっていました。
盗作云々は完全にフィクションで、身近にも私自身にも経験ありません。
じゃあなんでこのキーワード入ってんの?と自分でもわからない。
先日のカレッジ教授の講演会で謎が氷解。そんな騒動ありましたねー。無意識に組み込んでしまっていたようです。
(あっちは「自分の代わりに作ってもらっていた」だったかな。)
前作の主人公と今作ののぞみが同じ年なのも実は偶然だったりします。

今回のタイトル画面は実写です。あれ私の直筆です。^^
デザインは部長が提案してくれました。部長が先に同じような構図で画像をあげてくれたのですが、せっかくだから自分で書きたくて!
去年、一冊千円のボールペン字練習帳で地道に練習していた成果が出ました!読める字って素敵だね!
元々すごい字が汚かったんで……。小学生の頃に書道やってたというと大抵の人が「嘘だッ!」って言います。
書道の先生にも「硬筆に変更しなさい。貴方の字ものすごくひどいから!」って言われたんですよね……。
筆でダイナミックに書くのにハマってたので「鉛筆~?ヽ( ´ー)ノ フッ 四角い枠に私をはめ込もうなんて十年早いわ」と拒否。
「いいでしょう。貴方の人生ですし?」と引きつった笑顔浮かべてた先生の言うこと聞いときゃ良かったね。
思えばとっても若かった。9歳だし。……嫌な子供だな。(ボソ)

あいはらの作品はGCCの部員さんたちに支えられています。いつも感謝です。
特に部長とは喧嘩になったりするけど、作品を見る目は信頼しています。
これからも、よろしくお願いします。
昨日の皐月祭反省会であいはら、副部長になりました。
GCCの活動をメインに頑張りますので、皆さんよろしくお願いしますね。
手を広げすぎてどこの人かわからんと、結構言われるので明言しておきます。
部活楽しすぎるんだもん。やりたいこと増えていくんだよ。
翔愛祭ではもっと余裕持ってスケジュール組んどこう……。書きあがるのに二ヶ月かかってキツかった……。

ではでは、あいはらでした!長い文章にお付き合いくださいましてありがとうございます。

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